信用

世の中は信用で動いている。人が信用を買い、信用を基に関係性を構築するのは未来は予測できない一方で時間は刻一刻と進んでいくからだ。誰もが有限の時間を無駄にはしたくない。信用を選びとることによって、不確実な未来の精度を高めることができる。銀行が貸し出しを行いマネーサプライを増やすことを信用創造(Credit creation/Money creation)というが、本質的に同じことだ。

以前”垂れ流し続けているような感覚”で事業主がもつコスト感覚について書いたが、信用に対する感覚も事業主とそうでない人達では異なる傾向にあるのかもしれない。信用とは作るのは困難で失われるのは容易いとよく言われる。我々は常に、一度信用を失えば最後というつもりで生きている。ビジネスにおいて信用が回復するまで根気よく面倒を見てくれるような相手は存在するはずがないので、失えば即ち関係性の終わりというコンセンサスがある。これは関係性が関係し合う双方の意思によってできているからだ。組織に属する場合の多くは関係性が第三者によって決められるので、二者間で信用が失われても関係性は簡単には崩れることはない。例えば学校の教師と生徒は学校組織によって”偶然”作られた関係なので、生徒が教師を評価していなくても関係は維持される。第三者に委ねられた関係性は崩れにくいので信用を回復する時間が与えられる。だから回復するまでの時間を不快感で満たさないために謝るという行為が意味を持つ。本来謝ることには気持ちを穏やかにさせる以外なんら意味はない。謝っても事実は変わらないので、特にビジネスにおいては無意味だ。

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