「会社設立の基礎知識」

・取締役は株式保有者の人数に応じる。
3名以上保有の場合最低3名必要。
2名なら2名必要。
1名なら1名で可能。

・雇用者番号申請
個人でいうSocial Security Numberのような一社ごとに固有のナンバー
州に登録後、政府に登録
・法人登記簿コーポレートキットの作成
基本定款、株券発行、会社印など

・法人口座の開設
これには連邦番号FEINが必要
個人口座とは分ける

・ビジネスライセンスの取得
雇用者番号とは別。オフィスのある市で取得。費用は市により異なる

・ まず会社を設立してからVisa取得という手順になるのが通常の段取り。

 

「投資ビザ E2」

・十分な初期投資金
$100,000くらいあると良い
・オフィスを構えていること
・質の高い現実的なビジネスプラン

・申請方法
USCISにてステータス変更として申請

 

「H1-Bビザ」

特殊技能保持者。
在米企業での就業が決まっていることが条件。それ以外は大したことない。

申請時期は春、65000人まで。働けるのは取得後10月から。

 

「デラウェア州での設立」
・ネバダ州とよく比較される。
ネバダ州は取締役や役員のプロテクションが厚く、デラウェアは株主の権利保護に厚い。資金集めにはデラウェアが有利だと思われる。

・デラウェア州以外での利益以外には課税されない。

・毎年度特許経営税のみ課される

・設立まで最低1ヶ月はかかる

・アメリカに住む代理人が必要(設立エージェントに委託する場合サービスにインクルードされているのが普通)

・日本で法人として活動するには日本でも営業所登録をしなくてはならない。

・デラウェアで本社を登記した後で、日本に作るのは支社ではなく子会社の方がいいのは、決算処理の時に本社と支社を合わせて計算してから支社分を分けるという手間と費用がかかるから。

・日米租税条約により税金の二重取りはない

 

「デラウェア州で設立した会社の維持」
・年次報告
毎年3/1まで。$50支払い。遅延ペナルティあり

・州税(フランチャイズ税)
(1)授権資本株式数3000株以下なら$35。5000株以下なら$75。10000株以下なら$150。それ以上なら10000株増えるごとに$150追加。
または(2)株価×$350。
(1)(2)で安い方。

・州税(所得税)
デラウェア州内での事業活動に対し8.7%