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Ice under the bridge 4 – Singapore

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今シンガポールにいる。バターワースから寝台特急に乗り、クアラルンプールから高速バスで移動した。
シンガポールの目に付く小学生くらいの子供達の殆どがタブレット端末を携帯している。小学生の頃にPC98やMacintoshが教育機関に配備され、中学でWindows95が一般家庭に普及した我々の世代とは見ている世界が異なるのだろう。見ている世界が違うということはそのまま異質の文化を醸成する可能性を孕んでいる。

フィリピンやシンガポールに対し、マレーシアでは英語が通じにくい。正確には訛りがきついので非常に聞き取りにくい。ますます増加する英語を話す人々にとって今後英語でのコミニケーションに支障のある地域はそれだけで敬遠の対象になるのではないかと思った。少なくとも英語が通じやすい場所の方がストレスレスで居心地がいいのは間違いない。最低でも公共のサービスで英語の通じる国とそうでない国では人の移動の流動性に大きな差が生まれるのではないだろうか。交換が困難な通貨が流通している国で物流が滞るようにである。つまり相対的に異質なものとしての立ち位置を余儀なくされるということだ。英語の通じる程度が様々な国を行き来しているとそう感じてしまう。そして諸外国から見て日本という国はまるで異質なものと見られていたし、今もそうであるのだろう。人の流動性が停滞した都市は今後都市と呼べるのだろうか。

「日本人の9割に英語はいらない」は個人に対してのタームとして正しくても、日本や東京にとって正しいとは思えない。たとえそれらを構成するのが個人の集合体であってもだ。埋め合わせられる革新的な技術資源があるなら別なのだが今のところそういったものはまだ生まれていない。